美風庵だより

幻の花散りぬ一輪冬日の中

大善寺玉垂宮



用事のついでに20分ほど遠回りして、大善寺玉垂宮に新しい御神札をいただきに行く。肥前鳥居は江戸時代に、いまの佐賀とその近郊に集中的に建てられたデザインだが、そのなかでも玉垂宮のものは台輪がある点に違いがある。敢えて台輪つきのものとした理由が、この近所でいちばんの神社という社格をあらわすためのものなのか、ご祭神に由来するものなのかはわからないが、珍しい。
境内のほとんど枯れかけなのだが、しっかりとひこばえまで生やしている樹がある。こういうのを見ると、こうなってでも生きていこうとする生命力のすごさに驚くほかはない。