松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

お年玉

31日、お年玉を準備する。といっても、千円札を切らしているので、けっきょくは元旦早々銀行に行かなければならないのだが。
むかしからポチ袋はお金を折りたたまないといけないので、嫌いなのだ。むろん、もらうほうとしては折りたたまれていようがどうしようが、袋から出して伸ばせばよいのだから関係ないが、渡すほうとしては、おカネを粗末に扱っているような気になってしまう。そんなわけで、お年玉もちょっとしたお祝いもぜんぶ、のしが印刷された心付用の袋を使う。
今年は、ぺんてるの金色の筆ペンを使用してみた。例年、寒いなか膠棒をすり、ポスターカラーの金粉を溶いて書いていたから、ずいぶんとお手軽になった。筆を洗わなくてすむのがよい。ただ、ナイロンの穂先は少しクセがつきやすいようで、その点だけは注意せねばならぬ。