なにが問題なのかがかみあっていない。
順序として「子供同席いいですか？」と本人が訴えて、「議場に議員と執行部以外がいてもＯＫ」と認められてはじめて連れてくるもの。
規則を破り、事前の承認もない状態でいきなりテロ行為やって、処分しなければ、いったいなにを処分するのか。ただ、「事前に言えば絶対断られると思ったのでテロ行為に走りました」という行動そのものは、問題提起としてまあ、なくはない。そのくらいやらなきゃ世の中はたぶん変わらない。
よそがどうとか、こうとかは、今後どうあるべきかの問題であって、目の前で想定外のテロ行為をやったひとを処分するべきかどうかとは、関係ない。本人もそのくらいの覚悟はあるはずだし、周囲が妙なかばい方をするべきではないと思うのだが。
どっちが幸せかなんて、それこそ議論して決めるべき。
規則破りで４０分も止めたのであれば、そのあいだに拘束した人間の人件費やらなにやら考えると、相当な賠償額になってもおかしくはない。少なくともその程度の自覚をもって本人もやっているはずだから、こういう妙なかばいだては、逆効果な気がする。
たしかに、永遠のテーマではある。
正しければルールは破ってよいかどうか、は。
むつかしいのは、わかるけどね……。
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11月22日に開会した熊本市の定例市議会。そこに緒方夕佳市議が、生後7カ月の長男を連れて出席しようとしたところ、入場が認められなかった。
緒方市議は「子育て中の女性も活躍できる市議会であってほしかった」と話す。市議会は開会が40分遅れたことを理由に、緒方市議への処分を検討している。
さて、ここで欧州議会の様子を見てみましょう。（略）
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