松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

「まんがケトン体入門」

まんがケトン体入門 糖質制限をするとなぜ健康になるのか

まんがケトン体入門 糖質制限をするとなぜ健康になるのか

「あなたの話はむつかしい」「よくわからない」を連呼していたらとうとうマンガの入門書を買うよう指示された。1,000円といえども赤貧の身にはつらいので、図書館で探してみたらあった。借り出そうかと思ったが、わざわざ借りて読むほどの厚みもない。1時間もあれば読める。
 
さすがに馬鹿の赤貧でも判ったのは、癌細胞はミトコンドリアが壊れているので、糖質制限すれば増殖できないということ。人間は自らステロイドを合成する能力を持っているが、ステロイド剤を使用するせいでその機能が減退するということ。しょっちゅう身体を洗い界面活性剤でとことんキレイにするのは、逆効果。脳に含まれる脂肪の30パーセントはコレステロールであり、コレステロールは悪玉ではない。
 
以上。
 
どっかで聞いたことがあるけど、まとめて読むとなかなか面白い。
 
断食を3日……すると、ケトン体を身体がつかえるようになるらしい。脂肪とたんぱく質たっぷり摂取して、きちんと運動しながら糖質だけを制限する。糖新生による筋肉の減少分より、それ以上にたんぱく質を摂取して補うこと。
 
これ、先日批判したどっかの管理栄養士兼作家と、結局のところ同根ではないか。要するに、もっと原始に帰れ、という主張。粗食どころか、さらに昔へ。
 
カバンの中に黄金糖とたべる珈琲を常備しているようでは、いかんよなあ……。しかし、黄金糖がないと咳き込みだしたときに不便だし、たべる珈琲も、おそらくカフェインのせいだろうが、よい気分転換になる。困ったな………。