松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

投資信託

先日、証券会社から、投資信託の取扱商品を増やすと告知があったので、試しにめぼしい商品を2つ追加してみた。するとそれ以降、積立のバランスがおかしくなった。
どうやら、積立対象から外した商品については、バランス計算の対象とならないらしいのだ。または、割合を減らした商品を売って合わせるのではなく、それを基準にほかの商品を買い増して帳尻を合わせようとするため、日々の値動きと合わせて、バランスがくるってくる。
 
仕方がないので、いったんリバランスがてら、買い付ける商品構成をきちんと見直すことにした。全体の比率に変更はないが、日本株、米国株、新興国債券などの商品を、一商品あたり2パーセントを目安にして、信託報酬のやすいインデックスファンドを、複数買い揃えていく。
 
投資信託をはじめた最初のころに数週間ほど、一商品あたり5パーセントの計算でこれでやっていた。すると、運用する会社によって思ったより成績にばらつきがある。
7月に成績の良いものだけを選りすぐって組み直したのだが、成績の良いものほど、北朝鮮問題の影響を受ける。たぶん、北朝鮮問題だけでなく、こういう政治的な変動には、弱いのだと思われる。
結局、エリートだけで組むのではなく、ある程度幅をもたせて、各分野のなかでも分散投資したほうが、値下がりにつよいことに気づいた。まるで、会社のようではないか。ちょっと意外。
 
株が6割、債券が2割、不動産が2割。ほんとうは日本株を2割もとるべきかどうか迷ったのだが、そこは割り切ることにした。国内不動産の比率が低いのは、個別にリートの株を所有しているためで、将来的には日本株を削って、国内不動産に割り当て直すかもしれない。
 
というわけで、証券会社の投信取り扱い本数も増えたことだし、いろいろな会社の商品を組み込んでみることにした。さあ、どうなりますやら。