美風庵だより

幻の花 散りぬ一輪 冬日の中

人生初リニモ

http://www.linimo.jp/
wikipedia:愛知高速交通東部丘陵線



リニモの存在は知っていたのですが、乗ったことがありませんでした。18日、はじめてリニモに乗ってきました。
市営地下鉄藤ヶ丘駅から、愛知環状鉄道八草駅までの20分足らずの路線ですが、なにが違うかって、なんといっても日本初の商業運転しているリニアモーターカーなのです。
細かい説明は、会社のホームページやwikipediaを読んでいただくとして、するすると加速し、カーブでの鉄輪の軋み音などもいっさいありません。静かすぎる車内です。モーター音すらしないのですから、あまりの快適さにちょっと混乱するレベル。ふだん、電車のモーター音や列車のエンジンとトルコンの音に慣れ過ぎているため、異様ですらあります。唯一、車両から音がするのは、駅発車時にブレーキを解除するときの、ドン、という音のみ。
 
残念というより信じられなかったのは、私が乗車したのは日曜日の10時半ごろでこの客数。ガラガラどころではありません。私が乗っている車両に、ほかのお客さん、2名。計3名。
 
ただ、現状それもしょうがないかな、という気もします。沿線は現在分譲に向けて造成中の土地ばかりだし、なんせ乗り継ぎがひどい。
 
市営地下鉄とリニモを乗り継ぐ、藤ヶ丘駅ですが、市営地下鉄側のホームは、なんと3階にあります。建設当時用地買収が比較的簡単だったため、終点間際は地下鉄ですが高架を走っているのです。その3階ホームで降車し、2階の改札口を出て、1階まで階段でおりて、地下1階のリニモ側改札口に向かい、さらにリニモのホームは地下2階。
リニモの建設が計画されたころには宅地化がすすみ、地下しかホームを作れなかったらしいのですが、なんと、上下5階分の移動が発生します。エレベータがあるのでバリアフリーを名乗っていますけど、ちょっと足が悪いひとなら乗り換えが厳しい駅です。
 
終点の八草駅側も、ひどい。愛知環状鉄道はICカード非対応なので券売機で切符を買わないといけないのですが、ちょっと券売機でまごついていると、さっさと列車が行ってしまいます。乗り継ぎ時間ほとんどとってないわけです。けっきょく、券売機前でまごついていた私と、隣の券売機で回数券を発券してもらっていた東南アジア系の女性は取り残され、15分ほど待って次の列車に乗ることになりましたが、どうも納得がいかない。
 
でも、各駅ごとに造成中の土地が高架から見えている状況ですし、みんながマイカー利用になるとも思えませんので、リニモ利用客は着実に伸びるのかな、という気はします。客が増えてきて、結節部分も見直されていくのでしょうね。