松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

甲子の財布



2017年6月6日は、甲子の日でした。ちなみに次は、8月5日です。
 
戦前のまじない本に、金運を良くする方法として、甲子の日から財布を使いはじめる、というのが載っていました。おおむかし大学図書館でコピーさせてもらったのは覚えているのですが、すでにそのコピーはどこかに行ってしまいました。
ネットで調べると、今でもまじない師のかたが紹介されていますので、それなりに効力はあるのでしょう。
ただネットや現在市販されているまじないの本では、
(1)甲子の日に財布を買い求める、
(2)甲子の日に財布を使いはじめる
の両方があって、どちらかとはいいがたいようです。
おぢさんの場合は、(2)を実行しています。あくまでも個人の経験の範囲ですが、このほうが正しいように感じます。
 
財布は、安物でかまいません。日取りを選んで1年くらいで交換ですから、高いものは負担になります。おぢさんの場合は、小銭入れとiPhoneのカバーもいっしょに交換するようにしています。小銭といえど、金運が良いほうがいいのは当たり前のことですし、iPhoneは、外部との接点です。これも、おかねの話をいろいろと呼び込んでくれないと困りますから。
 
どのくらい効果があるのかと訊かれますが、困ったときにどこかから補充される程度だと考えてください。おこづかい程度ではないでしょうか。
一攫千金大当たりは、さすがに道具にこったくらいでどうなるものでもなく、本人の金運が良くないと、無理だと思われます。
 
これまで実践してみて、重要だと感じたのは、小銭入れと札入れは別にすること。あと、レシートは別に入れることです。レシートは、はがきサイズのクリアケースを1つ買って、これに毎日入れます。帰宅後に、(税金とかの関係で)残すものと捨てるものに整理しておきます。このほうが、長財布からおかねが出て行かなくなる気がします。不思議なものですが。
占いとかまじないの結果として金運財布になるというより、たぶん、整理整頓することで金銭感覚がするどくなる、と言うのが正解な気もするのですが、ここは占いとかまじないの効果だと思ったほうが、夢があるではありませんか。