松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

6月から。

日ごろ直接会っているみなさまにはだいぶ知れ渡ってしまいましたが、6月から法人をひとつ持つことになりました。
現在、その準備をしております。
原始定款の作成とかも終わり、ではいつ法務局に書類を持ち込む(=申請日=設立日)かが、問題となってきたわけです。
 
高校時代から占いにこっているおぢさんですから、とうぜん、日付にはこだわります。
さいきん、ネットでよく「天赦日」というのが出てきます。「神様がすべての罪を赦す日」とされ、大吉とされています。でも、ちょっと考えてみればわかる話で、悪人を恩赦する日が、なんで「大吉」なのか(笑)善人には全く関係のないことです。
あと、「一粒万倍日」。これも、宝くじ売り場でやたらと取り上げられていますが、何事をなしても万倍になるわけです。吉も万倍、凶も万倍。
 
では、どうするか。
大黒天の縁日が甲子です。
甲子の日を選べばよいのです。
いまからだと、いちばん近いのが6月6日。
むろん、悪事が恩赦されるわけでも、一粒が万倍になるわけでもありません。大黒天はなんといっても破壊と創造、そして農業の神ですから、すべてをリセットして、増やして、貯めこみます。一足飛びでないけれど、それでもよいではないですか。
戦前に出版されたまじない本によく、財布の使いはじめには甲子の日を選べ、と書かれていますが、そういう効果を期待しているわけです。
海に縁があるかたや、女性には、弁財天の縁日である己巳もよろしいかと思います。江の島、厳島神社宗像大社。弁財天といえば、海に縁がある場所ですし、なんといっても芸道と愛嬌の女神です。