美風庵だより

幻の花 散りぬ一輪 冬日の中

紅茶

お知り合ひが經營してゐた紅茶卸も閉店(業態轉換)してしまつた。これまでどほり、年に一度、まとめて大量にウバ、キャンディ、ヌワラ・エリヤと云つた産地の紅茶を買ひこみ、ちまちまとひただくことが出來なくなるわけである。
いちおう買ひ置きがあるので、數年は紅茶に困ることはない。むかしはティーポットに1日3囘つくるほど呑んでゐたけれど、いまは、朝の殘りを、歸宅後にゐただくくらゐなので、消費量もたいしたことはない。
「緑茶は大量に農藥を使用してゐる。紅茶のはうが農藥使用が少なくてよい」と、知人に勸められて紅茶を呑みはじめたのだつたが、いまは、緑茶にはないさつぱりした感じが氣に入つてゐる。むしろ、こく味のつよい緑茶は、お客樣に出すぶんしか、自宅には用意しないやうになつてしまつた。