たしかにかう云ふ家があるのは知つてました。
と云ふより。
うちの實家がまさに、正月に「雜煮」ではなく、「餠入りの茶わん蒸し」を食ふ家でした。
「どうも博多のはうでは、すまし汁に餠をいれて雜煮と言うて食ふげな。日田はすまし汁ぢやなくて味噌で立てるらしい」
「茶わん蒸しがいちばん美味しいのにね(・∀・)あほやん」
と、餠の入つた茶わん蒸しを食ひながら、祖父や曾祖父と會話してゐたのを思ひ出します。鶏肉を多めにして、おほきめのどんぶりでつくる茶わん蒸しの底に餠が置いてあるわけです。
あれは、「蒸し雜煮」と言ふのですね。
「餠入りの茶わん蒸し」を雜煮代はりに食ふ風習ではなかつたはけだ。
ただ、記事を讀むとサトイモつて書いてありますけど、サトイモの入つた茶わん蒸しとか、實家でもなかつたし、近所でもなかつたはず(゜゜)おそらく杷木のはうだらうけど、サトイモ入つてたのかしら。ムカゴが入つてるのは食つたことありますよ。山芋の實です。あれは美味ひけど、まづ、山に行かないとムカゴが手に入らないので、なかなかお目にかからなかつたなあ。
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http://www.nishinippon.co.jp/nnp/f_toshiken/article/295771
見た目は茶わん蒸し、でも雑煮−。朝倉市郡の一部の家庭で江戸時代から続くとされる、茶わん蒸しにもちを入れた正月料理「蒸し雑煮」を、町おこしにつなげる取り組みが進んでいる。来年の正月から18店舗がのぼりを立てて、オリジナルの蒸し雑煮を随時販売する。担当者は「朝倉に来たら蒸し雑煮を食べないと帰れない、ぐらいメジャーにしていきたい」と意気込んでいる
(略)
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