松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

いちどだけ使ったことはある(゜゜)

https://bitflyer.jp/
たまたま、この廣告を見て、思ひ出したのですが。
いちどだけ、ビットコインを利用したことがあります。
海外送金の手段として、利用しました。
知人が國外で盜難に遭ひ、急きよ送金せねばと彼の嫁が聯絡してきたので、たまたま雜誌の記事で見たビットコインの方法を試してみました。既存の銀行や郵便局の海外送金手數料、高いですからね。
ただ、ビットコインに限らず、假想通貨は決濟レートが變動します。
入金してすぐ聯絡して、すぐに現地で出金してもらはないと、せつかく仲介手數料が安い手段を選んだはずなのに、レート變動でパーになるおそれもあるわけで「急いで取引したい」と云ふとき以外は、おすすめできない手段だなとは思ひます。
あれを假想通貨と呼ぶひとがゐますが、どうなのかな?と思ひます。タンス預金できませんからね。あくまでも電子マネーと一緒で、チャージしたものを、取引や送金に使へる、と云ふだけ。
おぢさんは、他人を信用しないひとなので、手持ち現金はいつもおおめに準備してるし、純金は、年に1,2囘、貯まつたらインゴットで引き出して、退藏するやうにしてます。でも假想通貨は、電子マネーみたいなもんだから、いつも手元にある安心感がない。
http://trendstation23.seesaa.net/article/440144119.html
大手企業が、海外への送金に使ひはじめたので、信頼性がぐんと高まつたと云ふ記事を見て思ふのですが、いや、海外に據點がある企業だからこそ、仲介手數料の安い假想通貨に目をつけて、しこたま利用できるのです。われわれ個人は、現地で事故に遭ふか、留學生でも抱へてない限り、國外送金なんてめつたにやりません。
 
……さう云ふ意味では、あんまり我々には縁がないのかな、と云ふ氣がします。どうなんでせうね。