http://www.tsumura.co.jp/products/otc/otc01.html
- 出版社/メーカー: ツムラ
- 発売日: 1893/04/10
- メディア: ヘルスケア&ケア用品
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まず、血行を改善する「当帰=川きゅう」・「桃仁=牡丹皮」の2つの生薬の組み合わせが両方はいっているので、肩がひどくこるときや、全身が重いとき、飲んで寝るだけで身体が軽くなる。
ただ、「当帰=川きゅう」は、身体を温める要素もつよいので、どうしても中将湯の含有量だと、顔が真っ赤になるのが難点ではありますが。市販薬は、勝手に生薬の量を加減できないので、こればかりはしょうがありません。
ふたつめに、風邪のひきはじめに呑む。「生姜=桂皮」は、軽い発汗解表作用があるので、身体を温める。身体を温めて寝るだけでも、翌朝すっきりするものです。
基本的に、当帰芍薬散+四物湯+桂枝茯苓丸なので、血行と体を温める要素を求めるときは、婦人薬としてだけではなく、いろいろ使いでがあるわけです。
よくネットで、当帰芍薬散+加味逍遥散という説明を見かけるけれど、柴胡が入ってないので、イライラを鎮める「柴胡=芍薬」の組み合わせがないから、あてはまりません。