美風庵だより

風にちる 花のゆくえは 知らねども

「ところで、きょう指揮したのは?」



ところで、きょう指揮したのは? 秋山和慶回想録

ところで、きょう指揮したのは? 秋山和慶回想録

先日、amazonで注文したものが今日届いたので、所用で久留米に行く途中の電車のなかで読む。ちょうど半分ほど読んだ。
おいらが子供のころは、黛敏郎さんが「題名のない音楽会」の司会をやっていたころだった。日曜日の8時半から「ドラえもん」があって、9時から「題名のない音楽会」。もうすでに秋山さんは相当な白髪だったと記憶している。黛さんのしゃべりに、ええ、と、はい、しか言わない指揮者。口数は少ないが、指揮する手の動きはこんなもの見たことない、と子供心に驚嘆の域。
黒髪の時代があったことに、まず驚いた。
しかし、いろいろと書きたいことはあれど、さらりと済ませた、という印象は拭えぬ。残り半分を、明日以降のためにとっておこうと思うけれど、本人の才能と努力、とことん自力で生きてきたヒトなんだなあという部分だけは、わかった気がする。