美風庵だより

幻の花 散りぬ一輪 冬日の中

練香

以前にも書きましたが、今年に入つて各社、沈香・白檀の仕入れが高騰してゐるらしい。
高級品がどんどん廢番に成つてまして、おカネがあるときに買ひだめしとかなきやな、と云ふ氣に成りまして。
香十 練り香 藤袴 壺
ひとつ贖入してきました。
まあ、6〜7年前に贖入して密封してるのがべつにあるんですけどね。練香はちやんと密封しとくと、惡くなるものではありませんから。
 
香りに就いては、「しっとりと穏やかな香りに、静かな秋のイメージを託しました。沈香、白檀を贅沢に使用した高級感のある香りです。」と日本香堂さんのHPにあるけど、まづ、最初に甘酸つぱい匂ひがします。白檀が多いんでせうね。そこからほわつと華やかな匂ひが立ち込めてくる。穩やかな香りではないと思ふんだけど、高級感はたしかにある。基本的に、明るい。垢拔けてて、これが本當に昔から受け繼がれた調合なのかはいまだに疑問ではあるんだけど、いいもんです。