美風庵だより

幻の花 散りぬ一輪 冬日の中

どうなんでしょうね?売れるのかな?( ・ω・)

万年筆「カクノ」新発売
 
1,000圓の「マイ・ファースト萬年筆」ですか……。手ごろなお値段の入門用はたしかに必要だらうけど、まあ、かう云ふのは手ごろさだけぢやなくて、本格が愛着を呼ぶと云ふ部分もありますからね。
おぢちやんも若いころは安物しか持つてなかつたんですが、學生のころ「カスタム74」を買ひまして、1萬圓に成つた途端に書き味が3段くらゐ良くなつたのでこれにビックリしまして。
その後、奮發して「カスタム743」買つて、10年くらゐ使つてたんですが、朝倉街道驛で切符買ふ時にポケットからずり落ちて大破させてしまひました。
さすがに給料取りに成つてたんで、更に上位の「845」を代はりに買つたんですが、もうここまで來ると逆に使へない(^^;)
書き味が高級すぎると云ふか、パッと出してサラサラ書かうにもペン先がヌメりすぎて、紙にくつつきすぎる。高級すぎるのも紙を選ぶと云ふ當たり前つぽいんだけど思ひつかなかつた事實の前に、結局文箱に入れつぱなし状態に。
 
カスタム845
カスタム743
カスタム74
 
今、普段使ひにしてゐるのは、左に冩眞を貼つてゐる平蒔繪萬年筆の「葡萄」と云ふやつです。ただペン先だけは、カスタム74のと交換してゐます。この平蒔繪萬年筆にもともとついてゐるものとカスタム74のペン先は、修理部品としての價格が同一なので、同じものの筈なんですが、ペン先の研磨とかが微妙に違ふ。惡く言へば、平蒔繪は手拔きなんですよね。蒔繪にかかつてるお金が高いんだらうと思ひます。
今後、萬年筆が増える可能性があるかと言はれたら、無いやうな氣がします。萬年筆と云ふ名前のとほり、丈夫で長持ちですから、普通の筆のやうに、穗先が減つたので買ひ換へると云ふものでもない。かと云つて、蒔繪のかつこいい!(゚д゚)と思へるやうなデザインのものも、さう簡單には登場しませんしね。まあ、そんなところでせうかね。