松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

相変わらず漢方の本読んでるわけですが。

相変わらず漢方の本を読んでおります。
 
なんだかんだ言ってもとりあえず動けるようになったからね( 一一)まあ、ありがたいことで。
昔、学生のころアパートの大家だった薬屋の主人が
「本当に効く薬は素直に呑める。煎じ薬にしても、エキス剤をお湯で溶かして呑むにしても、甘くていいにおいがすると思ったら、その薬は確実に効く。その薬を身体が欲しない状態になれば、自然と酸味や苦味を感じて呑めなくなる。それが漢方の煎じ薬のよいところで、それをわかっていながら、肝心のメーカーが客が呑みにくいからとわざわざエキスを錠剤にして糖衣がけしたりするのは、自分たちの売り物がなんなのかを忘れてる証拠。商売重視すぎる」
と言ってたのを、ふと思い出した。
 
ただ、ツ*ラの宣伝臭がくさいんだよなあ。まえがきでツ*ラの社員が編集手伝ってますとか堂々と書いてあるし。
そういう本を間違えて選んじゃったのかもしれないけど。
 
事業仕分けとかで市販類似薬は保険適用外って打ち出されて、すそ野をひろげなきゃ生き残れないって焦ってる?
まあ、しかしね。
本当に効けば、興味をもって、おぢちゃんみたいに本買ってきて20年ぶりに勉強するひとも出てくるわけだしね。
 
(+o+)確かに読んでて面白いんだけど、随所に「ゴクローサマ」と思える文言がポーンと飛び込んでくるんでどうもね……。
 
ツ*ラ恐るべし。