松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

大学をつくる

まあ、ちょっと思ったことなんですが。
景気浮揚というか、地域経済浮揚を考えたとき「大学を作る」ってのはけっこう効果が大きい。
ただ、公設民営の私立大学が、公立大学に衣替えしたとたんに倍率が数倍に跳ね上がるのをみてもわかるとおり、私大と国公立にはブランドの格差がメチャクチャ大きい。
当然、卒業生の実績の積み重ねがそのまま評価になるわけで、それなりの人気と就職力を確保しないと、将来の高評価が期待できない。
 
となると。
 
いちばん確実なのは国立大学を誘致することであり、次は、公立大学をつくること。
 
「鉄道とかバスの利用者離れ、地域交通維持のために公費投入するのも限界(´・ω・)たすけてー」という話もあるけど、大学もってくりゃ鉄道・バスの利用も当然増えるわけでね。
住民票持ってきてくれるひとが居れば、その分交付税にも寄与する。
 
とはいえ、公立大学をイチから作るのっておおごとやし、大学だらけの日本で、よそにない(少なくとも北部九州にない)ものを作るのは至難のワザって気もするし。
 
そしてもう一つ。
よっぽどブランドが確立してる大学の誘致でもないかぎり、土地がまとめて手に入るからって辺鄙なところにはつくらないこと。
東京の私大の都心回帰が明確になってきてるように、不便なところに通いたがるひとは居ません。
 
その気になれば人口3万クラスの市でも大学運営してるところありますもんね( 一一)
人口を増やす、人の交流を促進するインフラとして、大学欲しいなあ、と思うけど、まあ、おぢちゃんは政治家でもないし偉いひとでもないので、言ってみただけです。
 
リベラルアーツ・カレッジ……維持費高そうだな。やっぱ無理か( ;^^)