松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

すごいこと書く新聞社もあったもんだ。

式典で式次第に従わなかったら職務怠慢。
個人の思想信条とかは関係のないこと。
死刑執行人が「僕は死刑反対論者でつヽ(`Д´)ノ」で、死刑執行を拒否するわけにはいかんだろ……あ、法治国家法務大臣が「ぼくは死刑反対」って言ってましたね。失礼。
 
いくら嫌でも決まってる以上は従うか、従いたくないなら辞めなきゃ(´・ω・)これって思想信条の自由が云々どころじゃないよ。
職務怠慢の言い訳を擁護してどうすんだろな。
 
おぢさんも個人的にはあまり日の丸・君が代に愛着はないけどさ。それとこういう式典という職務で何をやるかは別問題でしょ。
給料取りのなんたるかを根本的に無視してるよな。
兵隊さんが人殺ししたくなくても、兵隊さんとして雇われて戦地に行った以上、機関銃ぶちまかさなきゃ自分が殺されるわけでね。
それが嫌なら兵役拒否すりゃいいわけで。
そういう因果さってどんな仕事でもあるもんなんだよ。程度の差こそあれ。
 
こういうことを高学歴な教育公務員様がやるから、公教育がおかしくなるんだよな。ひいては社会がおかしくなる。
公務員を終身雇用の失業保険かけなくていい身分にしちゃうからこうなるんだろうね。
 

                                                                              • -

http://www.shinmai.co.jp/news/20110131/KT110129ETI090009000022.htm
 
(略)
 今回の訴訟は、04年に始まった。一審の東京地裁は「懲戒処分をしてまで起立・斉唱させることは思想良心の自由を侵害する」とし、原告の主張を認めた。
 流れが変わったのは、07年の最高裁判決の後だ。君が代の伴奏を拒んで戒告処分を受けた都内の教員の訴訟で、裁判長は「伴奏は特定の思想を強制するような行為ではない」とし、命令は合憲との判断を示した。
 以来、各地の裁判所がこの判例を踏襲するようになり、同種の訴訟で教員の敗訴が続いている。
 東京高裁も、起立・斉唱が「特定の思想を外部に表明するとは言えない」と指摘した。都教委の通達には合理性があり、憲法違反や教育基本法が禁じる「不当な支配」には当たらないとした。
 最近、懲戒処分を受ける教員の数が激減しているという。教員からは「職員が萎縮し、閉塞(へいそく)感が漂う」との声が出ている。
 自由に意見を述べ合うことすらはばかられる雰囲気は、教育の場にふさわしくない。子どもたちも伸び伸びできない。各地の教委は判決を“お墨付き”とせず、指導の在り方を見直すべきだ。

                                                                              • -