松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

困ったもんだね。

つか、これ書いてる記者さんもよくわかってるわけですよね。
要するに「介護要員&労働力&後継男子製造装置」で、全面的におんぶにだっこする気マンマンで、「誰でもいいから来て〜」するからだまされるわけで(^-^;
姑にしてみりゃ嫁なんて他人だからね。
自分が腹を痛めたわが子は甘やかすけど嫁にはどこも厳しい厳しい。
おいらの知ってる家でも、結婚して30年以上経った嫁さんが鍼灸院の事故で両足立たなくなったのを「私の面倒もみれんような嫁子は返せ」と息子に迫って、仲裁に入ったおいらとおいらの祖父さんの目の前で、息子から張り倒された前近代的なババアいたなあ(笑)
基本的に、昔の百姓ってこんなもんなんだけどね。でもそれじゃあ、嫁のきてなんてある筈がない。
「自分だってこうされたんだ。なんで嫁にしちゃいかんのか!あたしがなんで我慢せにゃいかんのか!」と、キレてるのもいたなあ……。
 
「かーちゃん可哀想。わたし農家の嫁にはならんばい!」と勉強して出てったのも居るけどさ。結局、来てがないのは待遇が悪いからなんだよね。それ以外に理由はないんだが。
 
しかし、お百姓さんって農地は保護されてるし、結局のところ最高の資産防衛は、預金でも生命保険でもなんでもなくて、「跡取りを作ること」だからねえ(´・ω・`)
あの構図が変わらない限り、こういう事件は起きると思うよ。
かといって、土地と経営の分離を貫徹するってのは、難しいからねえ……。

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http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100516/crm1005161200007-n1.htm
【衝撃事件の核心】嫁不足…狙われる東北の農家 純粋な男心を弄ばれた被害者の心の叫び
 
(略)
 ある行政書士は「農家の男性が結婚相手に望むのは、食事を作り、洗濯し、風呂を沸かすという、昨今では少なくなってきている女性像。だから一時的にでも、外国人女性が熱心に家事をこなせば、簡単に気を許してしまう」と話す。
 春の田起こし、代掻き、田植えに始まり、夏の草取り、秋の収穫を終えるまで家族ぐるみの作業が続く米作りにおいて、嫁はのどから手が出るほどほしい貴重な戦力。関係者からは「言葉は悪いが、農家の男性の『誰でもいいから』という願望につけこまれている」という皮肉も聞かれる。
(略)

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