松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

7坪の住宅(´・ω・`)

http://asahi.co.jp/beforeafter/list/d00022ukag.php
「劇的ビフォーアフター」の11月29日放送分を、録画してたので今、眺めながらこの日記書いてるんですが。
建坪7坪2階建てで4人家族か……すごいよねえ( ・_・;)
 
もともと、マンソン買う前は、DELLのノートパソコンのほうに「マイホームデザイナーPRO4」というソフトまで買って、いろいろと家の間取りとか計算してたんですよ。
最初は、独居高齢者が暮らしやすい一戸建てとは?とけっこう真面目に考えてたから。
 
一人暮らしでどの程度スペースがあれば暮らしていけるのかってだいぶやってみたんですよ。で、けっこう頑張って3つ案も練ったのかな。
全部で30坪以内に収まるようなプランをABCと考えて。
いちばん小さかったのがたしか15坪の平屋だったと思う。もっとトイレとか風呂場とかを小さくすれば小さくなるんだけれど、車椅子で直進できるかどうかとか、いきなり玄関が丸見えにならないようにとか、考えるとね。
そんなに一気に小さくも出来ない。
 
でまあ、あの当時、床下収納に天井収納に壁にといろいろ検討して、だいぶプラン煮詰めてみたんだけど、今度は土地代と建築費考えたら、既製品(つまりマンソン)買った方が安い可能性に思い至ったわけ。
いろいろああだこうだと考えるより、既製品買ってきて、自分がそれに合わせたほうが安いなら、それでいいぢゃん♪って方針転換。
3年くらいこつこついろいろ考えたけど、方針転換は早かったと思う。1週間くらいだったかな。既製品に合わせたほうがいい、って。
 
今、実際に書斎兼寝室として使ってる部屋が正味畳5枚分の広さなんだが、ほぼここだけで生活できてるというのがなあ……(^_^;)
 
あのとき考えてたのでいちばんぎっちり最後まで詰めたプランが、2階建てで2階にLDKと風呂を上げちゃうってやつだったと思う。
で、1階に客間(和室)と書斎。
完全な逆転プランだったんだよね。あれって。ベランダとキッチンと洗濯機の動線を1本にして、洗濯機回しながらごはんが作れて、洗濯物も干せるようにしたんだよな。洗濯機の位置を、ベランダの入口に置くような感じにして。
2階に全部上げた最大の理由は、1階に大空間を作るといきおい耐力壁が減るので、むしろ上にあげたほうが建物の強度が増すという点。次に考えたのは、2階だったら周囲の視線を遮ることが簡単なんでね。大開放のサッシ窓入れてもOK。
お客さんとかは原則1階から上にあげないようにすれば、当然片づける手間も少なくてすむ。
玄関=来客と共有する空間=家族だけの空間の3つの層が重ならないことは、家を考える上でとても重要なことだと思う。
 
このマンソンの間取りの不満な点は、真ん中廊下で直接LDKにいったん導いて、その横の和室に通さないといけない点なんだよな。
まあ、それだけフレンドリーであるとも言えるけど、あげたくないひとをすぐ叩き返せるような間取りではないわな。
 
あのプランは今でも通用すると思うけど。
図面、どこにやったんだろ(´・ω・`)パソコンのどっかに残ってると面白いんだけど。