松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

「のんちゃんのり弁」

周囲の評判悪くなかったんで、シネ・リーブルで観てきました。
http://www.noriben.com/index2.html
でね。
たしかに面白いし、小西真奈美いいとおもうんだけどさ。岸部一徳倍賞美津子もいい。
でも、どうもなあ(´・ω・`)
こういう敢えて砂利道を行きたがるひとは見るのがつらいんだよ。
だって、またこれからいろいろ抱えて苦しむのがわかってるわけでね。
たまたま映画のなかの物語は、「弁当屋開業初日の朝\(^O^)/ばんざーい」で終わることは出来るけど、そのあとのキツイ人生が待ってるの薄々わかるわけじゃん。
ダメ亭主だし。
子供純朴すぎるし。
なんといっても本人が一直線すぎる。
 
なんか久しぶりに「このあとが(つД`)残酷かも」系の映画みちゃった気分。
昔のダメ亭主抱えた肝っ玉かあさん系なんだよな。一生懸命幸せそうにしても、結局本人がいちばん不幸ってタイプ。
健気に頑張るタイプって、さっさと身体こわすひと多いしな。
男でも女でもそうだけど、「しくしく(つД`)めそめそ」系とか「あっはー(´▽`*)わかんねー」系のほうがだいたい長生きするし、結果としてラクチンしつつ幸福になれる可能性高そうだもんな。
やけに小西真奈美がはまってるから逆に見てて辛かった……(´・ω・`)
あ、映画はとても出来いいですよ。
オススメです。
 
ダメ亭主がさっさと諦めて、離れてやりゃあいいのに(-_-;)子供もかーちゃんの心境おもんばかってダメ亭主よりかーちゃん選べよコラ。
このかーちゃんきついんだぞ。これからも。
このかーちゃん大丈夫かなあ。
10年後、せめて周囲の人たちとの関係だけは安泰で、弁当屋が順調だといいけどな。