松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

九響定期に行ってきました

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第294回定期演奏会

ディアギレフ・バレエへのいざないIV
〜世界のマエストロ・大野和士とが自信に満ちたプログラムで九響定期初登場!〜
 
指揮:大野和士
 
ラヴェル:ラ・ヴァルス

ドビュッシーバレエ音楽「遊戯」

ストラヴィンスキー交響詩「うぐいすの歌」

フロラン・シュミット:バレエ音楽サロメの悲劇」

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♪\(>∀<)/♪素晴らしい!
1曲目の「ラ・ヴァルス」の始まりがけっこう錯綜してて、ん?、と思ったんですが、霧が晴れて舞踏会の様子に移りかわった辺りから、大きい音を出してるのにどこまでもイイ音になってしかもカッコヨクテ(◎o◯;)びっくり。
キレがあってドライなのにちゃんと美味い(どこのビール会社の回し者なんだ?甘木市民はキ*ン以外呑んではいかんはずじゃないのか?)。
でも、納得の一曲はやっぱりラストの「サロメの悲劇」でしたね。途中で拍手が起きちゃったのは仕方ないと思いますよ。普通のおぢちゃんは知らないよね……(^-^;
ドビュッシーみたいな音と、ロマン派の音の合いの子というか、中間だけどフランクとかと全く違うベクトルで融合された曲で、生で聴くのは初めてでしたが、録音よりずっとイイ!('▽')♪♪
フォンテックのシリーズで「サロメの悲劇」出してくんないかな。カップリングは詩篇第47番で是非。
ラストがもっと長いといいんだけど、考えてみると王様が「あの女を殺せ!」とやって、兵隊さんが押し潰してすぐ終了なんだよね。ワイルドの原作自体。そう考えるとないものねだりなんだよな……。
今日仕事場に、後輩ほっぽらかして演奏会来ちゃったんで少々心苦しいものもあったんですが、良かったです(^^)こういうバチ当たりばっかやるからダメなんだろうけどね。