松村かえるの「かえるのねどこ」

旧「美風庵だより」です。

夜のスーパー(^^)

ご飯食って、お風呂入って、20時にここを出て、ジャスコに行って来ました。
だいたい18時過ぎると、売れ残りが特売になるんでね。総菜コーナーに限らず、売れ残りに半額とか2割引シールが貼られます。生肉コーナーとか、お魚コーナーとかもそうですよね。
最後の売れ残り、半額シール貼ってあるステーキ用のブロックなお肉と目があい、「ぼ、ぼくを食べてよう(>_<)ぼくは美味しいよう!」とお肉がパックの中から訴えて来たので買ってしまいました。
 
で、さっきから焼いて食ってます。
美味いです(≧∇≦)b幸せです

すでに室温で売り場に出されているので、とくになじませたりする必要もないので、フライパンを熱して油ひいて、すぐ焼きはじめます。両側を焦げ目がつくまで焼いてから、フタをしていったん火を止めます。
そのまま放置します。20秒ほど。
しっかり表面が焼けていれば、この放置で肉汁がどぼどぼ流れ出すことはありません。もし流れ出るなら、焼きが甘いか肉が冷たすぎたかのいずれかです。
あとは手早く包丁で切って、そのまま塩していただきます。
 
これがいっちばん基本のステーキの焼き方でして、あとはしっかり焼いて欲しいだの、古い肉をどうにかしたいだの、変わり種が欲しいだの、という要望に応じて、いろいろな手段を考えていくことになります。
まず、肉が安物(or痛みかけ)のときは、おろした玉ねぎに、ローリエ1枚とサラダ油を加えて混ぜたものにしばらく漬けておくと柔らかくなって美味くなります。
このテクの応用編が、もうわかるとは思いますが有名なシャリアピンステーキですね。
 
塩こしょうは、焼いたあとにします。
間違っても先にするものではありません。
塩こしょうをかけて焼いても、家庭の火力ではとうてい流出する肉汁でうまみを捨てるだけだからです。それにいったん塩こしょうが混じった肉汁からグレービーソースを仕立て直すのは大変だし。
だから家庭で柔らかいお肉をステーキにしてたっぷり食いたいと思えば、塩こしょうは焼いてからするものだという点はよく覚えておくべきです。
 
この点は、焼肉とステーキの最大の違いでして、もみだれ・かけだれ・つけだれの3段仕込みで勝負する「タレ主・肉従」な「焼肉」と、「肉主・タレ従」な「ステーキ」の差はそこにあります。
ま、そうは言ってもこの原則に当てはまらない料理屋さんも多いわけですけどね。
 
いやあ、今日もなんか別腹でうっかりステーキ食いながらウィスキーなんか呑んでるし(つД`)やばいなあ食い過ぎやぞ。