- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2008/05/21
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何気にiTunesの同期とってるあいだに見始めて、
途中休みを入れながら最後まで見たわけですが。
伊福部さんのいろんな音楽つぎはぎしまくりorz
そりゃあれだけある曲のモチーフを、
デジタル編集で切り貼りすれば寸尺も合うし
それっぽく出来るけどさ。
元ネタ知ってると
「こういう使い方する?( ゜_゜;)」
と思ってどうもね……。
ラストの残月のシーン、
「サロメ」のオープニングから
宮中で兵士が「今宵もお美しい♪」と
ほれぼれしながら眺める場面の音楽だしさ。
本当に伊福部さん生きてたらこれは許さなかったんじゃないかな。
いや、ビオランテの大森一樹の仕事に文句言わなかったくらいだから
「しかたねー?(´▽`*)」
だったかもしらんけどさ。
本当は千住明メインで、
ところどころに伊福部節を編曲していれてもらうので
良かったんじゃないかな。
伊福部さん自身も、違う意味で同じモチーフを使いまわすときは、
必ず楽器の編成いじってたし。
たとえば、「キングギドラ」のモチーフのあとの5拍子なんて、
もともとは怪獣同士の戦う場面のモチーフなんだけど、
のちにこの両者を交響ファンタジーで連結した際、
ちゃんと楽器編成いじってセットになるように調整してるからね。
そういう配慮が行き届いてるのが伊福部さんのよさなんだけどな。
まあ、デジタル編集の力でそこらへんはカバーできるのかもしらんけど。
なんか悩む……。
あと一つ。全部キングの音源でしょこれ。
同じ「タプカーラ」でも複数音源あるし、それぞれ違うし。せめて使い分けて騙して欲しいなあ。